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2008年9月 5日 (金)

明日は、映画祭最終日

8月27日に始まったヴェネチア国際映画祭もいよいよ明日9月6日(日本時間では、翌日の未明ですが)に最終日を迎えます。

成田空港で出発直前の押井守監督を取材した社員Aとしては、現地での動向や『スカイ・クロラ』の反響に関するニュースが気になって仕方がありません。

もちろん、自分でもニュースはまめにチェックしてましたが、オフィスにいると、同僚だけでなく、偉い方々までもが、

「レッドカーペットのニュースが流れていたぞ。」
「『スカイ・クロラ』上映されたらしいな。」
「昨日上映されたはずだが、現地の反応はどうだったんだ?」

と次々に情報が提供してくれるので、今週は一日中映画祭漬けみたいな毎日でした。

世界三大映画祭のひとつであるヴェネチア国際映画祭。
映画人なら誰もが憧れる最高峰の大舞台です。

ふつうの人ならガチガチに緊張したり、高揚した気持ちになって、いつもと違う言動になるのが当然でしょう。小市民な社員Aなら、間違いなく汗だくになって、声が裏返ったり、噛みまくりだと思います。

しかし、テレビやネットのニュースで見る監督は、極めて冷静でした。

空港でお会いした際に、

「どうすることも出来ない。
ただ、結果を聞きに行くだけだよ。」

と穏やかに語っていた時と何も変わりません。

人事を尽くして天命を待つ

そんな言葉が思い浮かぶような姿でした。

持てるものを余すことなく作品の中に出し尽くしたからこそ、全てを観る人に預けることが出来るのでしょう。

いつも「あの時こうしておけばよかった」「もう少しがんばっていれば」と後悔ばかりの私としては、いつかこういう大人になりたいものです。

押井監督は、「自信は全くない」とおっしゃっていました。
でも、どこまでも『スカイ・クロラ』を応援している社員Aとしては、ぜひとも最高賞 金獅子賞を手にしていただき、カメラの砲列の中を凱旋帰国して欲しいと願っています。

この週末は、監督ご本人以上にドキドキしながら、賞の発表を待ちたいと思います。

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